顔のゆがみにもつながる顎関節症とは?
顎関節とは顎の関節部分の名称で黄色い丸に囲まれた部分の下顎と上顎の骨が上下で合わさった部分のことをいいます。
下顎と上顎は横にスライドすることもできるので、下顎と上顎がずれていると顔のゆがみも出てきます。
当院に来院される方で顎関節症の方が多いのですが、女性に多いのも特長です。
顎関節症とは、
口を開けるとパキパキ、ポキポキする。
口を開けると痛い。
口を大きく開けにくい。
左右で開き方が違う。
口を開けた時に横にスライドする開き方をする。
口を大きく開けると外れそうになる。
といったことが挙げられます。
当院は一般的な原因とは違う鑑別をしています
一般的に原因は、歯列矯正、噛み癖、歯ぎしり、外傷、噛み合わせ、枕が合わない、心因的な問題などが挙げられますが・・・
当院の検査では、
肉体か?
思考か?
心因性か?
五感か?
どこから起因しているのか、を深く追求していきます。
実は自覚症状があっても、顎が外れたり痛くない限りは大したことがないと思っている方が多いです。
初診の方で顎関節症を疑った時には、口を開けていただくと大体の方は開口がしっかりとできていません。
口を開けて縦に指3本分入りますか?
顎関節に自覚症状がなくても、顔のゆがみがある方も多いのでまずは顔のゆがみなどの見た目の問題で気にされている方が来院されて顎関節症に気付かれることがあります。
顎関節症が女性に多い理由
さて、「女性に多い」と言ったのは、顎関節と股関節が連動しているからです。
というのも、女性は先天性股関節脱臼や臼蓋形成不全の方が男性よりも圧倒的に多いです。
ご本人が気付かれていなくて、中高年になってから変形性股関節脱臼など股関節の違和感が出てくるのも女性が多いのはこの理由です。
股関節の開きが悪い、時々股関節が外れそうな違和感がある方は顎関節症もある可能性があります。
メインが肉体面の股関節にあると分かれば、そこから施術することで顎関節症の症状も取れてきます。
顎関節症とともに出やすい症状
顎関節症とともに症状が出やすいのは、
股関節の他に
肩関節の違和感
耳の閉塞感などの違和感
頭部内熱
のぼせ
呼吸不足、呼吸不全
焦点のズレなどの目の違和感
など多岐に挙げられます。
顎関節症だとしても、メインがどこから起因なのか?をしっかりと探って施術していきます。